『TOEICで何度も泣かされた!私独自のリスニング対策法』
TOEICのリスニングで、一字一句全てを聞き取ろうと力が入りすぎていませんか?
私もTOEICを受け始めた頃は、焦って肝心なところを聞き取ることが出来ずに、悔しい思いをした経験があります。
そんな中、私は必要最低限でなおかつ最も重要な単語を聞くことに重点をおくことにしたのです。
ここでは、私がTOEICを受けてきて「これさえやっとけば間違いない!!」と感じ、劇的なスコアアップにつながった対策法をご紹介します。
まずは、身につけておきたいことを確認しましょう。
『リスニングのスコアアップに必要なスキル』
主語を把握する
なによりも先に、まずは誰の事を話しているのかを把握しましょう。
主語としてよく使われる単語は、I(私)・You(あなた)・He(彼)・She(彼女)・My friend(私の友達)・Professor(教授)・A student(学生)などです。
疑問詞を聞き取る
When(いつ)・Where(どこで)・Who(だれが)・What(なにを)・Why(なぜ)・How(どのように)
疑問詞とは主にこれら6つの問いかけです。設問に回答するうえで、一番抑えておきたい単語です。
名詞や副詞を明確にする
”副詞ってなんだ?”と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、要するにTomorrow(明日)や
All day(一日中)などの「時や場所、状態」を意味付けしている単語です。
これら三つのポイントに絞って英文を聞くことによって、どんなに長い文章が出て来てもしっかりと理解することができます。
逆に、これらが抑えられないことにはマークシートを当てずっぽうで埋めていくことになってしまいます。
聞かれている事をしっかりと把握し、答えを導けるようにすることがポイントです。
では、どうしたらこのようなスキルが身に付くのでしょうか?

『オススメ対策法』
ここでは、実際に私が実践してきた対策法を紹介していきます。
公式の教材を使用するのが一番本番に近い音声が聞けるためオススメですが、まずはオンラインでの無料サンプルなどで試してみるのも良いでしょう。
TOEICの公式教材またはオンラインの練習問題を使用
まずは、英語を耳にする習慣をつけるようにしましょう。
楽しく継続させるために、お好きな字幕付きの映画やオーディオブックでも構いません。
留学などをしない限り、英語をシャワーのように浴びる状態を作るのはなかなか難しいと思いますが、通学や通勤時間で音楽の代わりに英語を聞き流す日を作ってみたり、料理をしている間に英語を聞くのも良いと思います。
私はMP3プレイヤーにTOEICのリスニング問題をダウンロードし、あらゆる場所で聞くよう心掛けていました。
スクリプトを使う
ただ英語を聞いているだけでも、なかなか単語習得やヒアリング力アップにはつながりません。そのため、教材に付いているスクリプト(英文)や字幕を活用しましょう。
英文を聞きながら、目で追うことでその文章がどんな早さで進んでいるのか、どのように読まれているのかがクリアになます。
はじめのうちは一行づつで良いので、徐々に目で追う練習もしましょう。

問題文も、口に出してみる
人間は、まず自分の口で発音し、それを耳から聞くことによってしっかりとその文を理解する事ができます。
生まれたばかりの赤ちゃんも最初は単語を一つも知りませんが、大人が言葉を発する事によって、それを聞き取り自分の口で真似ようとします。
それを繰り返すことにより、知っている単語も増えて認識ができるようになるのです。
問題文や映画も、一時停止をしてとにかく口に出してみましょう。
”スピーキングはTOEICには必要ないのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、まずは試してみてください。
学生時代に、歴史上人物の名前や年号を唱えて覚えた記憶はありませんか?
実際に発音するのとしないのでは、明らかに文章を認識するスピードが変わってきます。
・上のトピック『リスニングのスコアアップに必要なスキル』で挙げた単語を覚える
「主語」
・I (私)
・You(あなた)
・He(彼)
・She(彼女)
・My friend(私の友達)
・Professor(教授)
・A student(学生)
「疑問詞」
・When(いつ)
・Where(どこで)
・Who(だれが)
・What(なにを)
・Why(なぜ)
・How(どのように)
「副詞」
・Tomorrow(明日)
・Today(今日)
・Yesterday(昨日)
・All day(一日中)
・For a year(一年間)
・Since 1995(1995年から)
・ For several years(数年間)
これらの単語も口に出してみましょう。すでに知っている単語だとは思いますが、実際に文章内から聞き出せるようになるには、練習が必要です。簡単に発音が出来るようになると、問題文を聞いたときに、「あ!あれだ!」と認識するのが楽になります。
教材(音源)を、複数使用する
TOEICの試験当日、リスニングの音源は声のトーンにばらつきがありアクセントも違います。本番までに、様々な声の英語を聞いて慣れておきましょう。これはTOEICに限らず、実際の英会話やビジネス英語にも活かせることです。
以上のポイントをつかんで対策をしていけば、おのずとTOEICのリスニング正答率アップ間違いなしです!
この対策法をふまえて・・
『本番さながらの練習を行う』
受験などでも同じですが、本番は合計二時間の長丁場です。試験会場にて大勢の人がいる中、英文を聞いて問題を解かなくてはなりません。
日々、過去問やサンプル問題での練習を行い、試験一ヶ月前頃からはリスニング45分間を想定して問題を解くようにしましょう。公式の問題集には本番と同じようにテスト形式で練習が出来るように過去問などが付属しています。
ぜひ、効果的に使ってリスニング高得点を目指しましょう!

『まとめ ~必要な情報だけ聞き取ろう!~』
いかがでしたか?
英文を聞いて「なんとなく分かるけど、なんて答えたら良いか分からない・・」という方は実は、文章の全てを理解しようとしてしまっていて重要な部分が浮き彫りになっていません。
ところが、主語・疑問詞・副詞を聞き取る練習をするだけで聞かれていることが明確になり、リスニングのスコアも必然的にアップするのです!
あなたもこの対策方法を活用することで、間違いなくリスニングスコアは200点以上はアップします。それだけ効果のある対策法になりますので、ぜひ取り入れてみることをオススメします。
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