『英検や TOEICを受けることは大切』
1. 参考書を利用する
2. 英語の映画やドラマを利用する
あなたも英語は苦手だから「英検やTOEICは嫌だ!受けたくない!」と考えてしまうことはあると思います。
しかし、進学においても就職においても英検やTOEICは非常に重要です。英語がどの程度話せるかという明確な指標が存在しないため、英検やTOEICを取得していることによって、「自分は英語が話せる」と証明できるのです。
たとえ英検1級を持っていたとしても、TOEICで満点を取得していたとしても、英語が話せないという人は確かにいます。
そのため特に就職の場合は英検準1級や1級、TOEICは800点ぐらいないとあまり考慮されない場合もあります。3級や準2級くらいでは、喋れるとは言えないとみなされることがあるのです。
ただし、英検やTOEICを持たない状態で「私は英語が話せます」と言っても説得力がありません。そのために英検やTOEICは重要なのです。
英検とTOEIC、どちらを受けた方が良いのかと悩むこともあるでしょう。
私が中学生の頃から「英検はもうすぐなくなる」とずっと言われてきました。そのため、受けるならばTOEICの方が良いと言われていた時代もありました。
また、TOEIC は 2 年間しか有効ではないという噂がありますが、実際は TOEIC の点数に有効期限はありません。ただし、英語力と言うものは勉強しないと落ちるものです。
例えば 5 年前に TOEIC で 850 点を取得し、それ以降全然英語を勉強しないでいたとしたら、今の時点の英語力が 850 点とは言い切れません。そのため、学校や企業によっては「過去◯年以内の点数を記載」などと指定している場合があります。
TOEICは基本的に受けるたびに違う点数になりますから、何度も受けるという人が多いでしょう。それに対して英検は、取得した級を再度受けることはまずありません。
そのため、帰国子女の中には日本に帰った後、英語力が落ちる前に英検 1 級を取ってしまった方が良いという勧めがされているそうです。だからこそ、特に企業の場合は今現在の英語力を図るために、TOEIC を重視している場合があります。
また英検は級が上がると金額が上がりますが、TOEIC はどんな人でも同じ金額です。ちなみに英検 1 級は 8,400 円ですが、TOEIC ならば 5,720 円で受験ができますので、英語のレベルが高い人ならば、TOEIC のほうがお得です。
ちなみに、TOEICとTOEFLの違いがわからないという人がいますが、TOEFLはアメリカの大学に入学・留学する際に必要な試験です。高校受験や大学受験、就職を意識している場合、TOEFLは不要です。

『英検やTOEICに向けて勉強する方法(その1:参考書を利用する)』
英検やTOEICに向けて勉強する場合、勉強方法としてはもちろん、参考書を利用するという方法があります。英検はそれぞれの級向けの参考書があり、TOEICはTOEIC用の参考書があります。過去問から成り立っている参考書もあるので、利用者も多いのではないでしょうか。
英検を受ける場合は、単語力が非常に重要になります。1つ上の級を受けようと思えば、それなりに多くの単語を学ばなければいけません。
そのために英検には単語帳と言うものも売られています。もしも単語帳を見ながら勉強するのが得意と言う人であれば、その単語帳を購入すると便利かもしれません。
しかし、私のように単語帳を眺めているだけでは全然単語が覚えられないと言う人の場合は、単語を使った例文が載っている参考書がオススメです。例文で単語を覚えることができるため、比較的簡単に単語が学習できます。
なかなか自分を律することができないという人の場合は、1日あたり学習するページが決まっている参考書も良いでしょう。毎日どの程度勉強したら良いのかわかりやすいですし、ストレスがたまらないかと思います。
それに対してTOEICは、目指したい点数に応じた参考書が売られています。
例えば 500点を目指したい人と800点を目指したい人では、使う参考書が異なります。初めて受けるときには自分はいったい何点くらいを目指したら良いのかわからないということもあるかもしれません。
もし英検を持っているならば、その英検で TOEIC の大体の点数を予測するなど、自分の英語力を正しく図った上で参考書を購入するようにしましょう。
500点を目指す参考書で勉強したのに、実際は700点取れたとなれば、非常にもったいないです。
英語には継続的な学習が不可欠です。2〜3日頑張って英語を勉強したからといって、英検が受かるわけでもないし、TOEICで高い点数を取得できるわけでもありません。毎日コツコツと勉強することが大切です。
通学時間や通勤時間を利用したり、新しい単語を書き出して常にその紙を持ち歩いたりしましょう。ちょっとした工夫をすることで忙しい毎日の中でも勉強時間を確保することができるのです。

『英検や TOEIC に向けて勉強する方法(その2):英語の映画やドラマを利用する)』
英語のDVDを使用して英検やTOEICの勉強することも可能です。DVDには英語の字幕が付いている場合がありますので、それらを見ながら映画やドラマを見ることで、充分英検やTOEICの勉強になります。
私がお勧めするやり方は、日本語の音声で映画を見ながら英語の字幕を見ると言う方法です。
これによって、今まで知らなかった英単語や英語の表現を確実に学ぶことができます。同時に日本語の音声を聞いていますから、その訳し方も簡単に把握できます。
TOEIC の場合はイギリス英語なども必要となりますが、これはイギリスの映画を見ることでカバーすることができます。
さらに、科学用語や政治用語など、特殊な専門用語を必要とする場合は、そのような内容の海外ドラマがお勧めです。
例えば警察用を勉強したいと思えばクリミナルマインド、医学用語勉強したいのであればドクターハウスなど、ドラマを使い分けることによって様々な分野の単語を勉強することができるのです。
ちなみに、一般的な会話力を身に付けたいと思うのであれば、ロマンスものがお勧めです。ロマンス物の映画ならば、大体の場合は男女の痴話げんかが含まれますので、自分の言い分や文句をどのように言ったら良いのかということが学べます。
英語で文句が言えると言う事は自分の主張ができると言う事ですから、非常に重要です。
私は高校生の時、このDVDを使った英語の勉強をずっと続けていました。大学は推薦入試でしたがその時には英語面接があったため、その面接に向けた練習もこの映画やドラマを使った方法で英語の会話を練習していました。
また、英検に関しては、私は本当に参考書を買って満足してしまうタイプの人間なので、参考書ではなかなか勉強ができませんでした。
しかし、この映画やドラマを使った方法が自分に合っていたようで、この方法だけで高校生の時に英検準 1 級まで取得しました。
英語の映画やドラマを使った勉強法と聞くと、音声を英語、字幕を日本語にして楽しむと言う方法が一般的になっていますが、それでは意味がありません。知らなかった英単語や英語の表現を確実に学ぶためにも、特に字幕は絶対に英語にするべきです。

『自分に合った方法で英語を勉強しよう』
1. 参考書を使う
2. 英語のDVDを使う
いかがでしょうか?
今では小学校から英語教育が始まりますので、英語と言うものはむしろ「勉強しなければいけないもの」と言う印象を持っている人も少なくないと思います。
しかし自分に合った方法を取り入れ、楽しみながら勉強することで、英語は格段と楽しくなります。
私の夫は日本人ではなく、さらに英語を母国語とする人ではありませんが、母国語並みのレベルの英語を話します。
どうやって勉強してきたのかと聞いたら、やはり英語で映画を見てきたと答えていました。主はアマゾンで映画やドラマを購入する人ですが、英語を勉強していたときにはやはり、英語で字幕を見ていたそうです。
自分に合った方法で勉強しないと、英語の学習は確実に辛くなります。決して周りと同じ方法で勉強しなければいけないと言うわけではありません。常に好奇心を持ち、自分が楽しめる方法で英語を勉強していきましょう。
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