『TOEFLの申し込みの大まかな流れ』
海外の大学や大学院を受ける人で、TOEFLを受けなくてはいけない人はたくさん居ると思います。
TOEFLは全世界の非英語圏のひとが受けているため、申し込みをする際に色々な情報を求められます。
私は実際に日本・アメリカの両国でTOEFLの受験を経験しましたが、世界中どこに居ても申し込みの方法は変わらず、同じように受けることができました。
申し込みをするときには、あらかじめ必要な資料を準備したうえで実際にTOEFLの公式サイトにて申し込みすることをおすすめします。
私がはじめてうけた時は高校生だったのですが、申し込みのページで日本語表示の選択をするのを忘れたため、全て英語で行いとても焦ったことを覚えています。
幸いなことに、全て必要な資料はそろえていたので自分で申し込みを完了することが出来ましたが、慌てることのないように事前に申し込みの方法を把握しておきましょう。
ここでは、実際の申し込み方法についてお話しますが、まず簡単に申し込みが完了するまでにどのようなステップがあるのかをご紹介します。
1.Bulletinと呼ばれる、受験要網を読む
2.申し込みに有効な身分証明書の用意
3.自分の受験アカウントを作成
4.アカウント上で申し込み

『申し込みの方法』
ステップ1〜My Home Page〜
まず、自分の受験アカウント「My Home Page」にアクセスします。受験アカウントには、ETSの公式ホームページからTOEFL専用のページを開きます。
そのページの右上に「MY TOEFL iBT ACCOUNT 」というバーナーがあるのでそこをクリックすると開くことができます。
ステップ2〜ログイン〜
ログインをします。受験アカウントを登録した際に決めた自分のユーザーネームとパスワードを使ってログインします。
ステップ3〜言語設定〜
この時点で言語設定をすることができます。
私はここで言語設定をしなかったため、一番はじめの申し込みで慌てることになってしまいました。
英語に自信のある方や、申し込みも英語で挑戦してみたい!というかたは設定をかえる必要はありません。
ここで気をつけたいのは、言語設定が日本語になっていても情報の記入は英語でしなくてはいけないということです。
紛らわしいですが、正しく申し込みをすることが出来なくなってしまうので気をつけましょう。
ステップ4〜受けるテストの選択〜
この場合は、TOEFLを受験するので「TOEFL TEST」を選択します。
ステップ5〜同意書〜
テストを受けるうえでの決まりごとについての同意書が表示されます。
この文章では「登録の名前が正確か・有効な身分証明書が準備できているかなど」とても大切なことが書かれているため、注意して読みましょう。
同意する場合には、画面下にあるボックスのチェックを入れたうえで「次に進む」のボタンを押します。
ステップ6〜受験する国の選択〜
Country/Locationの項目では、自分が実際に受験をしたい国を選択します。ここで間違えてしまうと、近くの受験地を選べなくなってしまうため注意が必要です。
もし、日本以外の国での受験をしたい場合には他の国を選択することができます。
ステップ7〜受験する地域と日にち〜
国を選んだら、つぎは地域を選択します。ここでは東京・大阪・北海道など大まかに選択するようになっています。
日にちに関しては、いっぺんに特定の日を選択することができないので表示されたカレンダー上で受験可能な最初の日と最後の日を選択します。
そのあとに選択した期間のあいだで、申し込みができる日にちとテストセンターの場所を選ぶことができます。
テストセンターの場所やアクセスについては、名前をクリックするとリンクへ飛べるようになっています。
ステップ8〜選択した情報の確認〜
自分が選んだ情報が合っているかの確認をします。
日にちの他に、時間・住所も表示されるので合っているかよく確認し、間違いがなければ次のページへ移ります。
ステップ9〜身分証明の確認〜
パスポートまたは免許証の番号を記入します。
ステップ10〜テスト結果の送付先を選択〜
TOEFLを受験後、自分の希望する大学や大学院へ直接結果を送ってもらうことができます。
四校まで無料で選択することが可能ですが、受験をしたあとに別途で学校へ送る場合は有料になってしまいます。
まだ送付先が決まっていない場合は、当日パソコン上で登録することもできるので、このページはスキップします。
ステップ11〜支払い〜
つぎに、受験料の支払いについての画面が表示されます。
クレジットカードでの支払いの場合、カード情報と明細の郵送先の情報を入力します。
学生さんなどで、クレジットカードの用意がない場合、保護者のクレジットカードを代わりにつかうことも可能です。
申し込み完了
「Thank you for your order」の表示がでてくれば、申し込みは完了です。
ETSから直接登録完了のメールが送られてくるわけではないので、確認したいときには「View my ticket information」をクリックして、プリントアウトをするか「 E-mail」をクリックして自分のメールアドレスに送信する手続きをしましょう。

『申し込むときの注意事項』
①Bulltin(受験要網)をしっかりと読む
TOEFLの公式ホームページに記載されていますが、Bulltinには申し込みについて・当日の会場での流れ・天候による中止の時について・スコア・キャンセルポリシーについてなど、テストに関するあらゆることが書かれています。
ダウンロードができるため、必要な箇所はお家でプリントアウトすることも可能です。英語での表示ですが、勉強もかねて、テストの前にしっかりと読んでおきましょう。
②身分証明書の確認
申し込みをする際に、必要な身分証明書が絶対に必要です。自分の提出できる資料を用意しましょう。
・一点で有効
パスポートがあれば1つで大丈夫です。
・二点で有効(A+B)
A Confirmation of Identity Letter
B(いずれか一点)
・運転免許証
・個人番号カード
・住民基本台帳カード
・外国人登録証明書
・在留カード
・特別永住者証明書
(すべて顔写真が付いている場合のみ有効)
・二点で有効(日本国籍を保有している者のみ)
A学生書(日本国内の都道府県知事が認可している学校のみ)
B(いずれか一点)
運転免許証
個人番号カード
住民基本台帳カード

登録時に必要な身分証明書などは人それぞれですが、準備に時間がかかることもあるため早めに必要書類を揃えられるようにしましょう。
いかがでしたか?TOEFLを大学や大学院に提出をすることが決まったら、すぐに申し込みの準備をしましょう。
いつ申し込みをするかによって、登録のできる受験地なども限られてしまいます。申し込みさえしっかりとできれば、あとは勉強に専念するのみですよ!
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