『リスニング力をアップさせたい!』
- 好きな映画やドラマを録音して聞く
- ネイティブの発音を徹底的に聞く
- リスニングは毎日15分でも続けることが大事
リスニング力を上げるためには、上記の 3 つが重要です。
英検や TOEIC の試験を受けるとき、リーディングやライティング、スピーキングやリスニングという 4 つの項目を勉強します。得意な項目があれば苦手な項目があるという場合もあるでしょう。
いう人は、どのように勉強したら良いのかわからないと言う印象を持っている人も多いように感じます。参考書の付録の CD を一生懸命聞いてみたり、英語の音楽を聞いてみたりする人も多いと思います。しかし、それよりも確実にリスニング力を身に付ける方法があるのです。

『リスニング力を簡単に上げる方法(その1):好きな映画やドラマを録音する』
英語の勉強をするならば、少なからず好きな洋画や海外ドラマがあることでしょう。ぜひ、その映画やドラマを英語で録音してみましょう。
映画やドラマをテレビで見て、英語で聞いているだけではダメです。人間は耳からではなく、目から多くの情報を取り入れています。つまり、いくら英語で聞いていたとしても、映画やドラマをテレビ画面で見ている時、人間はその映画やドラマのストーリーを視覚で判断しているのです。
日本語の字幕と目に飛び込んでくる映像だけでストーリーが理解できてしまいます。たとえ英語が耳に入ってこなくてもです。ストーリーが理解できてしまうから、英語がわかった気になってしまうのです。
しかしそれらを録音して聞いてみると、今度はすべての情報が耳から入ってくるため、聞くことに集中できます。今までは視覚から情報を取り入れていたため、英語が分かったような気になっていたかもしれません。
しかし実際に録音して聞いてみると、聞くことに集中できるため、今まで聞き取れなかった単語さえもよく聞き取れるようになるなど、すぐに変化に気づくでしょう。もしも聞き取る自信がないと思うのであれば、事前にその映画やドラマを英語字幕で見ておくと良いです。一度英語の字幕を目に入れておくことで、より聞き取りやすくなります。
TOEIC などではリスニングにイギリス英語が用いられることもありますし、一般的な分野の単語だけではなく、化学や物理、心理学などの専門用語が出てくることもあります。映画やドラマにはアメリカのものだけではなく、イギリス英語もありますね。
さらにドラマであれば科学関連や医学関連など、様々なものがありますから、自分が学びたい単語を多く使ったドラマを選ぶと良いでしょう。もしも映画やドラマはハードルが高いと思うのであれば、ディズニーやアニメなどの英語を録音することで、よりわかりやすい英語を学ぶこともできます。

『リスニング力をアップさせる方法(その2):ネイティブの発音をすべて真似する!』
リスニング力を上げたいのであれば、やはり、上手な発音を聞かなくてはいけません。間違った発音やアクセントが強すぎる発音は、良い手本にならないのです。
今は日本の英語教育においても、英語がしゃべれない英語教員が問題になりつつあります。英語教員だからといって全員が全員、きれいに発音できるわけではありません。中には単語のアクセントや発音を間違えたまま生徒に英語を教えようとする教員もいます。このような教員の発音に慣れてはいけません。
また、英語を聞き取ることができると言う事は、自分でも発音ができるということです。自分が発音できない音は、聞き取ることがまず困難です。そのため、リスニング力を上げたいのであれば、ネイティブか、極めてネイティブに近い話し方をする人の英語を真似するようにしましょう。つまり、日本語のアクセントが強い人の英語を真似して発音していてはいけないのです。
これは自分の子供への英語教育でも同じです。今は子供が小さいうちから英語を教えようとする親がたくさんいますが、もしも親がきちんとした英語話せないのであれば、親が発音を聞かせるべきではありません。
例えば、親が子供に”apple”を「あっぷる」と教えてしまえば、子供はその単語を「あっぷる」と覚えるでしょう。そしてそのように覚えてしまえば”apple”の本来の発音ができず、更にその本来の音を聞き取ることができなくなってしまいます。リスニング力を上げるためには自分が発音できることが大切であり、そのためには良いお手本を聞かなければいけないのです。

『リスニング力を簡単に上げる方法(その3):リスニングは15分でも毎日続けることが大事!』
よく、英検や TOEIC を受けようと決めてから参考書を購入し、勉強を始める人がいます。もちろん、単語を覚える程度ならばそのやり方でも問題ないでしょう。しかし、リスニング力はそんなに短期間で上がるものではありません。
単語は日々の積み重ねが重要ですが、人によっては 1 日のうちにたくさんの単語を覚えることができるということもあるでしょう。しかし日々の努力が重要です。 1日中英語の CD を聞いたからといってリスニング力が上がるわけでは無いのです。
長い目で将来を見て、英検や TOEIC を受ける可能性があると感じている場合は、普段から英語を発音したり英語を聞いたりするようにしましょう。
例えば、運転している時や料理をしているときに録音した英語のドラマを聞くなど、何かしながら、というスタイルで良いのです。決して録音した映画を聞いている間じゅう、椅子にじっと座っていなければならないわけではありません。
普段から正しい英語を耳にし、出来る限り正しい発音ができるように訓練することで、リスニング力は簡単に上がります。しかしリスニング力は短期間で上がるものではないと言うことをしっかりと覚えておきましょう。

『長期的なスパンでリスニング対策をしよう!』
- 好きな洋画などを録音して聞く
- ネイティブの発音をすべて真似する
- 毎日リスニング対策をする
いかがでしょうか。学問に王道なしと言いますが、語学には王道がありません。単語を覚えるくらいならば短期集中型の人には問題がないかもしれませんが、リスニング対策は短期集中でできるものではありません。
しかし、上記の 3 つの方法使えば、リスニング力を上げることのみならず、発音の勉強もできます。発音はスピーキングが大切であり、スピーキングは英語の面接でも必要とされる重要な技術です。発音がきれいになれば、外国人と英語で会話をすることも容易になりますし、外国の友達を作ることも簡単です。
日本語には 5 つしか母音がないため、外国語の発音はなかなか難しく感じてしまうかもしれません。しかし、外国語の発音の習得は決して不可能ではありませんし、発音が習得できればリスニングも簡単に感じるでしょう。
子供に英語を学ばせたい場合は、正しい英語を聞かせるように心がけましょう。もし親がつきっきりで英語を教えたいのであれば、親自身もきちんとした発音ができるようにならなければなりません。
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