イギリス王室の歴史上最もロマンチックな恋『3つの意外な真実?』

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ロイヤルファミリーのゴシップ好き必読!

最近のロイヤルファミリーブームで、イギリス王室のニュースを目にすることも多くなってきましたね。

でも、ダイアナ妃のスキャンダルも小さく見えてしまうほどの一大センセーションを巻き起こした、エドワード8世の『世紀のラブストーリー』をご存知でしょうか?

エドワード8世は離婚歴のあるアメリカ人女性と結婚するために、イギリス国王の地位を1年にも満たない在位期間で退位したのですが、近年になって衝撃的な事実が発覚したそうなのです。

私のようなロイヤルファミリーのゴシップ好きのあなたのために、エドワード8世の王冠を賭けた恋についてまとめてみました。

20世紀最大のラブストーリー

エドワード8世とは?

エドワード8世は、現イギリス女王エリザベスの父親、ジョージ6世の兄、つまりエリザベス女王の叔父にあたります。

吃音症の国王が、障害を克服していく姿を描いた映画『英国王のスピーチ King’s Speech』の主人公がジョージ6世で、そのジョージ6世にいきなり国王の地位を押し付けた張本人が兄のエドワード8世です。

国民に愛される庶民派プレイボーイ

エドワード8世は、子供の頃からのストレスで吃音症にまでなってしまった弟のジョージ6世とは対照的に、子どもの頃から明るい性格で社交的だったそうです。

皇太子なのに陸軍に入隊して、しかも最前線配属を希望したり、ラジオ放送に出演したり、当時の王族としては型破りな『変わり者』で、一般市民とも積極的に交流を持つ庶民派なところが大人気になりました。

彼がチャールズ皇太子みたいな容姿だったら、こんなに人気は出なかったのでしょうが、エドワード8世は気さくな性格の上に、なかりのイケメンで、『ヨーロッパでも屈指のプレイボーイ』と呼ばれ、多くの女性と噂になりました。

そんなプレイボーイも、30代の後半、ついに運命の女性と恋に落ちました。

運命女性との出会い

当時愛人だったテルマ・ファーネスの紹介で知り合ったアメリカ人女性、ウォリス・シンプソンに心を惹かれ、ウォリスがエドワード8世の新しい愛人の座につきました。

『ヨーロッパ屈指のプレイボーイの心を射止めるなんて、どんな絶世の美女なのかしら?』と期待して写真を見ましたが、期待はずれなことに、普通の容姿の女性でした。

でも、かなりの博識で話し上手だったようです。

いますよね、特別美人ではないのに魅力的な女性、ウォリスはまさにそのタイプです。

ウォリスは『離婚歴のあるアメリカ人女性』として、よく紹介されていますが、実は2度離婚しているのです。

エドワードと出会ったときには、『離婚歴のある、まだ既婚中』の女性でした。

結婚が許されない理由

王室関係者が早くエドワード8世のウォリスへの熱が覚めることを願っている中、父親のジョージ5世が崩御し、1936年1月20日、41歳のエドワード8世は、独身のまま国王の座に即位しました。

エドワード8世は、ウォリスを離婚させて王妃にしたいと考えるようになりましたが、もちろん英国政府に猛反対を受けます。

よく、英国国教会が離婚を認めていないのでウォリスとの結婚が許されなかったと言われていますが、実際には、英国国教会は離婚は認めています。

ただし、元配偶者が生きている間に教会で再婚することは認められていません。

また、離婚の原因が再婚しようとする2人だった場合には「再婚ができない」という決まりがあるために、英国国境会の長であるイギリス国王がこの決まりを破ることは許されなかったのです。

チャールズ皇太子とカミラ夫人も、国王に即位することになったら、英国国教会の長にふさわしいかどうか、微妙なところですよね。

王冠より愛する女性を選ぶ

当時の首相ボールドウィンに、結婚を諦めるか、政府に逆らって結婚して国家に大混乱を起こすか、もしくは退位するか、という3つの選択肢を迫られ、

エドワード8世はあっさりと退位することを選びました。

弟のジョージ6世の妻、エリザベス(エリザベス女王の母親)は、内気で吃音症のジョージ6世には国王の任務は重すぎるから退位しないでほしいという懇願の手紙をエドワード8世に宛てて書いたそうなのですが、弟よりもウォリスを選んだようです。

王座退位のラジオスピーチの一部をご紹介します。

“I have found it impossible to carry the heavy burden of responsibility and discharge my duties as King as I would wish to do without the help and support of the woman I love. “
(王座退位スピーチの原文より抜粋)

『愛する女性の助けと支えなくしては、自らが望むように国王としての重責を担い、その義務を果たすことができないのです。』

国民に向けて、堂々と『愛する女性のために王座を捨てる』と言ってしまえるのはすごいですよね。

ここまでが、よく知られているエドワード8世の『王冠を賭けた恋』のお話なのですが、やはり現実はおとぎ話のようにハッピーエンドとはいかなかったようです。

世紀の恋、3つの衝撃的な事実

衝撃的な事実① ウォリスはエドワード8世と結婚したくなかった!?

エドワード8世とウォリスの仲は、夫アーネスト公認だったそうで、むしろ自分の妻が皇太子のお気に入りというステイタスを楽しんでいました。

数年前に、離婚手続き中にウォリスが夫アーネストに送った手紙の内容が明かされたのですが、なんとそこにはアーネストと離婚したくなかったのに、エドワード8世から逃げられなくなってしまった、という苦悩が書かれていたのです!

世紀の恋、実はエドワード8世が一人で暴走してしまっただけだったのでしょうか…。

衝撃的な事実② ウォリスには他にも恋人がいた!?

ウォリスには、エドワード8世と付き合っている時、同時進行で夫のアーネスト以外にも何人か恋人がいたそうです。

やはりウォリスにとってエドワード8世は本気の相手ではなかったのでしょうか。王座まで捨てたのに、エドワード8世、ちょっとかわいそうですね。

衝撃的な事実③ 夫婦仲は冷え切っていた?

エドワード8世とウォリスは、結婚後フランス郊外のブローニュで暮らしましたが、夫婦仲は冷え切っていたそうです。

でも、世間体のために離婚もできず生涯一緒に暮らしたと言われています。

愛する人のために王冠を捨てるなんて、まるでおとぎ話の実写版ですが、残念ながらその続きは『Happily ever after』(いつまでも幸せに暮らしました)とはならなかったようですね。

『選択を後悔したことは一度もない』

王座をあっさり捨てたエドワード8世ですが、イギリス王室に未練がないわけではなく、ずっと王室に帰りたいと願っていたそうです。

それでも、『退位してウォリスと結婚した選択を後悔したことは一度もない』と晩年インタビューで語っています。

ウォリスと結婚するために祖国イギリスを追われる身になってしまいましたが、最後は愛する人の側で息を引きとることができて、『王冠を捨てるに値する恋だった』と思っていたなら素敵ですよね。

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