元旦の意味とは?【語源や歴史を詳しく解説!】

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元旦の語源とは?

まず、「元旦」という字の意味を理解しましょう。

「元」という文字は「一番はじめ」という意味があります。この字を細かく分解してみると、「兀」を人の体に例えて、もう1本「一」を足し、それを人の頭として示すことができます。頭というのは、人間の体の一番上にあるため、「さき」や「はじめ」という意味になりました。もう少し具体的に考えると、「何かを作り出す」・「思いつく」などというように訳すこともできます。

「兀」には、もう一つの表現があり、山や丘の上が高くて平らな様子を表す漢字でもあります。山のてっぺんが平らなら、誰でも無理なく登ることが可能で、穏やかな印象も与えます。そのため「元」とは、ものごとの始まりや、山の頂上の偉大さなどを表すのです。

つぎに、「旦」という文字をみてみましょう。旦は、「朝」を表します。旦を使った単語を見てみると分かりやすいです。たとえば、

早旦→朝早く
平旦→夜が明けたばかりの朝
旦日→明朝

どの単語も「旦」が使われていると朝のことを示していますね。
漢字をよく見てみると、「_」は平らな地平線を表していて「日」はお日様のことなので、地平線から太陽が現れる様子を想像することができます。

このように二つの文字だけでも、成り立ちを知るとその単語への理解が深まります。あなたの名前や身の回りのものも、漢字の成り立ちを調べてみると新たな発見がありおもしろいはずです。

『元旦と元日と正月の違いはなに?』

お正月になるとたくさん使う言葉ですが意味が同じようなので、曖昧に使っていませんか?ここで、3つの単語の違いを理解しましょう。

元旦

元旦は、言葉の語源からも分かるように「日が昇る」ときのことを表しています。そのため、日が昇って朝目が覚め「あけましておめでとうございます。」という頃には「元旦」という言葉は使うことができません。「元旦の朝」という使い方は無いのです。

言うとすれば「元日の朝」という表現にしましょう。年賀状に「元旦」というスタンプなどが使われるのは、通常は年賀状が1月1日の朝に届くようにするのが礼儀なためその日付を「元旦」と表すからです。

元日

元日は、元旦で迎えたその日「一日」を表します。ということは「1月1日」のあいだは「元日」ですね。ちなみに「元日」は国民の祝日となっています。

正月

正月というのは、一般的に「1月1日から1月31日」のことを表します。元旦→元日→正月という順に、表している期間が長くなっていることがわかりますね。

このように、ちょっとした意味の違いですが分かっておくと年賀状を出すときや、新年の挨拶をするときにとても便利なので覚えておくことをおすすめします。

『元旦の歴史』

元旦と寝正月?

元旦と寝正月について関係があるの?という方もいるかもしれませんが、むかしは大晦日の夜に歳神様を迎える際、寝ていると失礼だという考え方がありました。「朝起き貧乏寝福の神」という言葉がありますが、「元旦に早起きするのは貧乏のもとで、朝寝坊することは幸福を呼ぶ」という意味なのです。

大晦日の夜には誰もが心身を清め、眠らずに歳神様を迎えることで良い一年を迎えられるという言い伝えです。夜中に起きていては、当然日中眠くなってしまいます。そのため寝ずに迎えた朝は寝て過ごす「寝正月」が一般的だったのです。

しかし、ごろごろと仕事が始まるまで寝ていても良いというわけではありません。「1月1日は寝て過ごしても、1月2日はしっかりと早起きをすれば1年中良い朝が迎えられる」という言い伝えもあります。新年の始めは少しだらけても、2日目からはけじめをつけよう!という日本人の真面目さがうかがえますね。

元旦といえば快晴?

「元旦は太陽が昇るというだけあって、必ず晴れる」という迷信があります。新年にお日様が出て晴れ晴れとしていたら、とても気持ちが良いし縁起も良いですよね。1961年から2017年までの1月1日の記録があります。

この56年間もの間、雨や雪が降っていたのは、たった5日しかありません。この記録から、「元旦は晴れる」という迷信は嘘ではないのかもしれませんね。今後も、1月1日が気持ちよく迎えられればすばらしいですね。

元旦に見る夢は初夢?

昔は、「夢=神様のお告げ」だと言われていました。いまでも、現代では、神様を信じるひと•信じないひとなど個人の考えにもよりますが、昔の人々は神様からのお告げを真剣に聞き、夢にまつわる環境や周りの問題を気にして、神様のお告げを守ろうとしていました。

平安時代から、神社にて夢をもとにその年の運勢を占うという行事が行われていましたが、その風習が中世に日本全国へ広がったと言われています。地方にひろがっていくうちに、もとは「節分の晩」に見た夢を初夢ととらえていたのが、「元旦に見た夢が初夢だ」「1月2日に見た夢が初夢だ」と言われるようになったのです。

「節分の晩」という風習が残った地域もありましたが、江戸時代になると全国で「1月2日」に見た夢を「初夢」とするようになりました。そのため、元旦に見た夢は「初夢」としては考えないのです。

旧正月の元旦は?

旧正月というのは日本ではもう使われていない太陰暦をもとにした、カレンダーで迎えるお正月のことです。アジア圏では、中国・モンゴル・ベトナムなどで行われており、とても重要な祝祭日なのです。

そして、日本で正月お祝いするよりも、はるかに盛大なお祭りが行われます。

旧暦は、月齢によって変動するので毎年、「何月何日が元旦」という風に決まっていないのです。1月21日から2月20日の間に行われ、その日からまた新しい一年が始まるという認識です。

こういった国でも「元旦」の捉え方はおなじで、新年を迎える前日が大晦日で、その次の日の元日を迎えてお日様があがっている時のことを「元旦」と呼んでいます。

いかがでしたか?「元旦」の語源や意味、そして歴史をご紹介しました。日本人として新年を迎えたときに正しく「元旦」という単語を使えると、周りからの印象も良くなり、すばらしい一年の始まりになるはずです。

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