『外国人との結婚のメリット・デメリット』
1. 外国の文化を受け入れる
2. 価値観の違いを受け入れる
3. 言語に堪能になる
外国人と結婚するためには、いくつか重要なポイントがあります。ここでは、上記の3つを紹介します。
外国人との結婚には、どのようなイメージを抱くでしょうか。
実は、外国人との結婚には当たり前ですが、日本人同士で結婚することとは違うメリットもあり、同時にデメリットもあります。
外国人と結婚すること独特のメリットといえば、相手の国に暮らすことができる、ということでしょうか。
本来、外国で長期に渡って暮らす場合は、その国で仕事をしているなり学校に行っているなり、あるいは親戚がいるなど、滞在するための理由が必要です。
日本人の場合、世界のほとんどの国にビザなしで入ることができますが、それはあくまで短期間の場合のみです。暮らすとなればビザが必要となります。
ただし、配偶者が外国人の場合は配偶者ビザを取ることができますから、特に仕事をしていなくても学校に行っていなくても、問題なくその国に滞在できる可能性が高まります。
そのため、海外で生活したいからとこと理由で外国人と結婚したがる人も実は少なくありません。
ただし、外国人との結婚には当然ながらデメリットもあります。
何より、場合によっては日本を離れなければいけなくなります。
外国で暮らすというと日本国内ではかっこいいイメージを持つ人が多いようですが、実際は住み慣れた場所を離れ、家族や友達もいない場所で1からやり直さなければいけないのです。
決して簡単ではありません。
そのような状態であっても、外国人と結婚したいと思う場合、また、結婚したいと思った相手が外国人だった場合、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。
ここでは、外国人と結婚するためにするべきことを紹介します。

『外国人と結婚するためにするべきこと(その1:外国の文化を受け入れる)』
外国人と結婚するためには、何より海外の文化を受け入れられるようにならなければいけません。
気をつけなければならないことは、日本でいう「外国の文化」ほとんどはアメリカの文化であることです。
世界には、日本ではなかなか知られていない文化もたくさんあります。
外国人と結婚する場合、もしかしたらその国に住むかもしれないし、どちらの出身国でもない国に住む可能性もあります。また、その外国人配偶者の親戚の中には、さらに違う国出身の人もいるかもしれません。
例えば、自分の配偶者がアメリカ人だからと言って、アメリカ人としか交流しないというわけではないのです。
特に外国で暮らすとなれば、その国の文化を尊重しなければなりません。食事の習慣や祝うべきお祭りなども日本とは違う可能性があります。
例えば日本の場合、学校の冬休みと聞くとクリスマスが終わってから成人式のあたりまでがお休みです。
しかし海外はお正月よりもクリスマスの方が重視されることが多いため、クリスマスの前から1月3日あたりまでがお休み、ということが多いのです。
さらに中国など、旧正月が中止される国に行けばそもそも私たちが思うクリスマスやお正月は休みではありません。大体1月の末から旧正月にかけてお休みになります。そのため、何を重視するかによって休みの期間も休みの時期も変わってくるのです。
外国人と結婚したいと思うのであれば、むしろこのような違いを楽しいものとして受け入れることが必要です。

『外国人と結婚するためにするべきこと(その2:価値観の違いを受け入れる)』
さらに、外国人と結婚したいと思う場合、価値観の違いを受け入れる必要があります。
そもそも結婚することは、違う環境で育った者同士が一緒に生活をすることですから、同じ国で育った者同士であったとしても、価値観が違ったりするものです。
しかし、違う国で育った者が結婚するとなれば、それ以上の違いがあります。
例えば、日本では夜にお酒を飲む習慣があります。晩酌とも言われているように、夕食前にお酒をたしなんだり、寝る前に飲んだり、という方法が一般的ですね。
しかし、国によってはランチにワインがついてくる場合もあります。日本人からしてみると、「昼間からお酒を飲むなんて!」と驚くかもしれません。しかし、国によってはこれが一般的な場合もあるのです。
また、食事が違うということもあります。これは文化に近いかもしれませんが、日本ではお米が主食なのに対し、海外ではパンやじゃがいもが主食という場合も多いのです。
日本では魚料理も出てきますが、アメリカやヨーロッパに行けば肉料理が中心になります。そのような違いも受け入れられるようになる必要があります。
もちろん、価値観というものは自分が慣れ親しんだものですから、全く違う価値観を受け入れることは決して簡単ではありません。
しかし、違う価値観を受け入れられてこそ、国際結婚は可能になります。
そのため、外国人と結婚したいと思うのであれば、早いうちから海外の価値観に触れ、前向きに受け入れられるようにならなければいけません。

『外国人と結婚するためにするべきこと(その3:言語に堪能になる)』
外国人と結婚したいからといって、必ずしも英語がしゃべれなければいけないわけではありません。
もし日本で、日本語が堪能の外国人と結婚する場合、英語は必ずしも必要ではありません。
また、相手が英語圏の国出身ではない場合もあります。
しかし、いずれの場合も外国語に堪能であった方が良いといえます。
というのは、例えその結婚相手が日本語ペラペラであったとしても、その人の家族が日本語ペラペラとは限りません。誰かと結婚するならば、その人の家族とも話をしたいですよね。
もちろん、結婚相手が通訳をしてくれるのであれば話は別です。通訳を介しての会話で大丈夫ならば問題はありません。
しかし、やはり直接話をしたいと思う場合、それなりに言語を学んでおく必要があります。
また結婚相手の家族にとっても一生懸命外国語を話そうと努力してくれる人の方が前向きに受け入れやすくなります。
相手が英語圏出身ではない場合「お互いに英語を勉強するか」「どちらかが相手の国の言語を勉強するか」が必要になります。
おそらく多くの場合は「2人が共通語である英語を話す」というケースが多いのではないでしょうか。
母国語ではない言語での生活は大変です。
しかし、外国人と結婚したいと思うのであれば、「絶対に日本で暮らす日本語ペラペラの外国人と結婚したい」「私は英語をしゃべらない」と固い決意をしているのでない限り、少なからず外国語の能力は必要になります。

1. 外国の文化を受け入れる
2. 価値観の違いを受け入れる
3. 言語に堪能になる
いかがでしょうか。外国人と結婚したいと思うと、外国人と出会えれば良いと思うかもしれません。
しかし、出会いがあるだけでは結婚はできません。
結婚は一生の問題ですから、やはり真剣に考える必要がありますし、違う国の人と結婚するとなると、その影響は自分の家族にも及んでくるのです。
外国の人と結婚し、幸せに生活をしていくためには、やはりお互いの文化や価値観をしっかりと受け止めなければいけません。
もしかしたら、中には、受け入れ難いものなどもあるかもしれませんが、それらはお互いに話し合い、協力していく必要があります。
また、国際結婚にはデメリットもあるいう事実をしっかり覚えておきましょう。
日本では、国際結婚は「かっこいい」「外国に暮らせてうらやましい」などとことイメージを持っている人がたくさんいます。
しかし、そこにはたくさんの苦労もあります。それらの苦労を受け止められてこそ、国際結婚は可能になるのです。
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