『英語の接続詞とは?』
あなたは英語の授業で習った「接続詞」の使い方はバッチリですか?
接続詞は、正しく使えるととても便利で英語の勉強がさらに楽しくなるので、ここでおさらいをしていきましょう。
「接続」ということばは、二つのものをくっつけることを表しているね。
この場合は文章と文章をきれいにくっつけるために使うよ。
なぜ接続詞がとても便利なのかというと、例えば「私は学校へ行きました。友達に会いました。宿題を忘れたことに気付きました。大丈夫でした。」この文章を読んでみて、なにか変だなーと感じることはないですか?
次にこの文章を見てみましょう。
「私が学校へ行き、友達に会いました。そして宿題を忘れたことに気付きました。でも、大丈夫でした。」この二つ目の文章のほうが、読みやすくて話の流れがつかみやすいな、と思いませんか?
文章のなかで接続詞を使わないと、文の流れが分かりづらいよね。
「でも」と聞いたら、逆のことを言いたいんだな、と分かるし「だから」と聞いたら理由を説明したことが分かるよね。
私は英語を習いはじめたころ、英語がすごく苦手でした。自分で英語の文章を作るのは難しいなと感じてしまうよね。でも、接続詞を学んだ頃から文章をつくるのが楽しくなったよ!なぜなら、接続詞はスムーズな文章を作るのに必要な単語だから!
これは日本語でも英語でも同じで、接続詞を使うと、相手にわかりやすく話すことができるよ。
では英語の接続詞の種類と使い方をみていこう。
【1】2つの文章をきれいにひとつにまとめる接続詞
①And(~と○○)
一番よく使われる接続詞です。
I like cat and dog.
(私はねこと犬がすきです。)
「私はねこがすきです。私が犬がすきです。」と言うよりもまとめて短くするほうがわかりやすいですよね。
I went to the store and bought 2eggs.
(私はお店へ行って、たまごを二つ買いました。)
この文章も、お店へ行ったこととたまごを買ったことの二つの動作をつなげて言うことができますね。
②So(~だから、~のため)
この接続詞も会話のなかで、とてもよく使われます。
I want to read a book so I am going to library.
(本が読みたいから、図書館へ行きます。)
It is raining so I have to buy an umbrella.
(雨がふっているため、かさを買わなくてはならない。)
「So」も二つの文章をくっつける役割をするよ。
例文をみると、一つめの文章が二つ目の文の理由になっているね。
【2】理由を説明するための接続詞
①Because(なぜなら、だから)
「So」という接続詞は、理由の話している文章が前にきていたけど、理由を最後に話すための接続詞もあるよ。
I can’t can’t read the book because this room is too dark.
(本が読めません。なぜならこの部屋が暗すぎるからです。)
I came home early today because the class was canceled.
(今日は授業が中止になったので、はやく帰ってきました。)
「So」も「Because」も意味はほとんど同じだけど、理由を話す順番が逆なので間違えないように注意しよう。
②As (なぜなら)その理由をしっている人に対して使う
My brother is not here as he is in the hospital now.
(私の弟はここにはいません。なぜなら今は病院にいるからです。)
I went to the library as I finished reading the book.
(私は図書館に行ってきました。なぜならあの本を読み終わったからです。)
この例文も、もとは行動をしめす文章・理由を話す文章の二つがあって、それをきれいにまとめているね。
【3】前の文章と反対のことを言うときにつかう接続詞
But(しかし、だけど)
I am Japanese but I can speak English.
(私は日本人だけど、英語がしゃべれます。)
My brother wants to play soccer but it is raining.
(私の弟はサッカーをしてあそびたい。しかし今は雨が降っている。)
二つの文章のあいだに「But」をつけるだけで、「~だけど○○です」という文章がつくれるね。
【4】前の文章と比較をするときにつかう接続詞
Or(~か○○、~ですか?それとも○○ですか?、さもなければ)
Do you want to walk or run?
(歩きたいですか?それとも走りたいですか?)
Which do you like cat or dog?
(ねこか犬どちらが好きですか?)
You have to eat more now or you will be hungry.
(いまたくさん食べなくては、あとでおなか空いてしまうよ。)
二つの文章があったときに、前の文章とあとの文章を比較するときに使えるね。疑問文をつくるときによくでてくるよ。
『実際に接続詞を使ってみよう!』
さいごに、上で紹介した接続詞を同時に使って文章をつくってみるよ。
My father wants to go to the library but it is closed today. So he is going to a bookstore.
(私のおとうさんは、図書館に行きたい。でも、今日はしまっているので本屋さんにいくことにした。)
I can speak English and Japanese because I studied so hard.
(私は英語と日本語がしゃべれます。なぜなら勉強をがんばったからです。)
接続詞の使い方はわかったかな?学校で習ったり、テストによく出てくる接続詞のつかいかたを紹介したよ。
日本語でも「だけど」「~か」「~だから」など、自然に接続詞を使っているよね。
上手く使いこなすことができれば、色々なことを英語で言えるようになること間違いなし!
どんな文章をつくるときにも大切な単語だから、使い方を覚えて色んな英文をつくりながら楽しく勉強しよう!
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