英語を毎日勉強しているととても疲れますよね。たまには息抜きに映画でも観たくなると思います。
そこでこの記事では、もうすぐクリスマスがやってくるということでクリスマスに観たいおすすめ映画3選を紹介したいと思います。
この映画を見ることでクリスマス気分を味わうことができるだけでなく、さらに海外の文化や英語も同時に勉強することができるので、英語を勉強しているあなたにはとてもぴったりですよ!
さらにこれらの映画は、海外でも子供の頃に観た人もかなり多いので、話のネタになること間違いなしです!

クリスマスにおすすめの映画①”A Christmas Carol”
この映画は、わたしが毎年この季節になると観たくなる映画の一つです。
もともとはイギリスの文豪であるチャールズ・ディケンズが1843年に発表した中編小説です。
原作も読んだのですが、ストーリーがとてもわかりやすくて読みやすかったのを覚えています。
現在でもこの小説をもとにしたミュージカルが上演されており、この作品がいかに有名でいかに多くの人に愛されているかが分かりますよね。
どんなストーリーなの?
主人公はビジネスといかにお金を稼ぐかにしか興味のないケチな老人スクルージです。
彼は思いやりがまったくなく、誰からも嫌われている存在です。彼の雇っている書記にも最小限の給料しか渡さず、彼のパートナーであったマーレイという人物の葬儀にもお金を出さないほどのケチでした。身内や取引先の人にも冷たい態度で接し、その態度によってみんなに避けられる存在であるわけです。
そんなある日家でご飯を食べていると幽霊が彼のもとに現れます。それはあのパートナーのマーレイの幽霊でした。彼は体中に長い鎖を巻き付けられており、それを引きずって歩いています。
彼によると、生きている間金銭欲や物欲ばかりに動かされていると、死後彼のように鎖を体に巻き付けられてしまうようなのです。そしてスクルージは死後もっと大きな鎖で巻かれることになるだろう、と警告をします。
同時に彼はスクルージに、「いまからでもその態度は改められる。」といい、スクルージを変えるためこれから3人の精霊たちがあらわれるだろう、と言い残します。その精霊たちはそれぞれ「過去」「現在」「未来」を象徴する精霊なのでした。
この3人の精霊によってどのようにスクルージは変わっていくのか、果たして彼の強欲な性格は変わりマーレイのような運命をたどらずに済むのか、というストーリーです。
おすすめするポイントはココ!
この映画は、イギリスやアメリカではほとんどの人が観たことのある映画です。
そして、この主人公Scroogeの名前は、「守銭奴」や「けちんぼ」という意味の英単語になっているほど。
辞書で調べると、「ディケンズ著のA Christmas Carolの登場人物の名前から」と語源が書かれています。
このように、海外では超がつくほどオーソドックスで、文化の一部になっているほどの作品なのです。
さらに、この小説が書かれた時代背景は産業革命時代のイギリスで、労働者の環境がとても悪かった時代です。
ディケンズ自身もこのような過酷な労働環境の下で働いていたひとりでした。
このように歴史的な要素もあり、イギリスの歴史や時代背景も知ることができる作品なので、とても勉強にもなります。
海外で話についていくためにも文化を知るためにも是非観ておきたい作品です!
クリスマスにおすすめの映画②Home Alone
クリスマス映画といえば、これ。テレビでもよく再放送されており、日本でも比較的良く知られた作品です。
わたしも小さいころお留守番をしていた時は必ずこの作品を借りて家のテレビで観ていました。
この映画はシーズンがいくつもあるのですが、特にホームアローン2がクリスマス映画の興行収入第4位に入っているほど人気の作品です。
こんなストーリー!
この映画は、クリスマス休暇に家族に家に置き去りにされた8歳の少年が強盗から家を守るためにさまざまなしかけをほどこして対抗するという簡単なあらすじです。
どのシーズンもこのあらすじになっていて、毎回違ったしかけになっています。
この映画の面白いポイントはなんといっても、8歳の子供が家の中の色々な道具を組み合わせて罠をしかけ、入ってこようとするおっちょこちょいの強盗をこてんぱんにやっつけていくというところです。
このケビンという少年が中年の強盗をこらしめるという痛快さにとてもはまります。
おすすめするポイントはこれっ!
この映画もほとんどのアメリカ人が観たことのある映画です。
この映画ではアメリカの文化をたくさん学ぶことができます。
空港でのシーンや家の中のシーン、クリスマスのシーンが出てくるので、アメリカの生活や家の様子を知ることができ、日本の家と比較するととても面白いですよ!
また英語で観ることでその実際に使われている単語や表現を学ぶことができます。
この映画は何度見ても面白く、家族や友達、恋人とも十分に楽しめる映画になっていますよ!
クリスマスにおすすめの映画③The Polar Express
この映画はもともとクリス・ヴァン・オールズバーグという人が書いた『急行「北極号」』という絵本が原作になっています。
これもわたしが毎年観たくなる作品で、何度見ても暖かい気持ちにさせてくれる映画です。
どんなお話し??
この作品の主人公はサンタクロースの存在を疑っている少年です。クリスマスイブの夜に大きな機関車「ポーラーエクスプレス」が現れ、この少年のほかにもサンタを疑っている少年、少女を載せていろいろな大陸や海を走り続けます。
このポーラーエクスプレスはピンチやハプニングを乗り越えながら、北極点を目指して走り続けます。そしてこの少年たちはとうとう北極圏に到着するのです。
ここを見て欲しい!
この映画はもともとは子供向けの絵本が原作になっているため、子供にもわかりやすい内容なっています。
しかし大人向けとしても十分な楽しめる映画で、大人に成長して忘れてしまった大切なことに気づかせてくれたり、子供の頃の純真な心を思い出させて暖かい気持ちにさせてくれる映画です。
さらに映像がかなり綺麗で、とても引き込まれます。
この映画でも英語のいろんな表現を学ぶことができます!子供たちがたくさん話すシーンもスタンダードなアメリカ英語で、子供向けなのでとても聞き取りやすいです。
スラングやイディオムもいろいろ出てくるので映画を楽しみながら英語を勉強することができ、一石二鳥です!
アメリカやイギリスの文化が学べる教科書
これらの映画を観ることでアメリカやイギリスの文化、特にクリスマス文化を学ぶことができます。
また、それにともなう英語の単語や表現を学ぶことができます。
また、映画自体もとても面白く、有名なものなので必ず毎年見返したくなること間違いなしです!
外国の人とクリスマスの話になったときにも話のネタにできるので、とてもおすすめしますよ!
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