『日本から海外へカードを送ろう』
いつでもどこでもメールが送れる便利な現代ですが、心のこもったカードをもらえると誰でも嬉しいですよね。
最近では、カードを開くと立体的になるものや、音楽が流れるもの、好きな写真を入れられるもの、部屋に飾れるようなデザインのものなどもらって楽しいカードが沢山あります。
私は可愛いカードや切手を集めることが好きなので、家には色んなデザインのものがそろっています。
海外に送るときに個人的にオススメのカードは、切り絵で日本の伝統的なものが縁取られているもの・和紙が使われているもの・筆で書かれたようなデザインのものです。
もらって、日本のテイストを感じることができますし、他の国ではなかなか手に入れることのできないものだと、得に喜んでもらうことができます。
さて、実際に送ろう!と思ってもどんなメッセージを書いたら良いの?
いくらくらいかかるの?
いつ送ったら良いの?
と分からないことがたくさんあると思います。
そんな送るときに知っていると便利な情報をここではご紹介します。

『どんなメッセージを書いたら喜んでもらえる?』
日本では、クリスマスのメッセージと言えば「メリークリスマス!」ですね。
ほとんどの人に使っても問題はありません。
ですがクリスマスは、もともとイエス・キリストの生誕を祝うものなので、キリスト教ではない人に使ってしまうと失礼に当たります。
そのため、もしも相手の宗教が分からない場合には「メリークリスマス」は使わないほうが良いでしょう。
そのような場合は、「Season’s Greetings」「Happy Holidays」などをつかうことによって、クリスマスのことには触れずに季節の挨拶をすることができます。
最近では、パソコンで綺麗なフォントを使うことができますね。
とても便利で見た目も良いですが相手の名前と自分の名前だけは手書きで書くようにしましょう。
サインの意味もあり、その方がより丁寧な印象を与えることができます。
他にも、クリスマスのメッセージに使えるフレーズを紹介します。
I wish you a joyful Christmas from the bottom of heart.
(幸せなクリスマスが送れるよう、心からお祈りします。)
Warmest thoughts for Christmas and a Happy New Year.
(クリスマスと新年のあたたかい思いをお送りします。)
My you find the one that you will share this holiday with under mistletoe.
(あなたがこの季節を一緒に過ごせる素敵な人を見つけることができますように。)
Have a nice holidays!
(すばらしい休日をお過ごしください。)
Greetings! with many good wishes for Christmas and the coming year.
(良いクリスマスと新年を迎えられるようお祈りしています。)
私はよく、ここ数年でできた世界のいろんな国の友人にグリーティングカードを送ります。
国は、イギリス・フランス・ブラジル・韓国・ノルウェーなどさまざまですが、和風のカードにクリスマスのシールなどを貼って自分のオリジナルカードを作っています。
そうすると、日本から送られてきたということに誰もが喜んでくれ、その国ならではのカードで返事を送ってくれます。
カードで挨拶もできて、お互いの文化を紹介できるって、なんだか素敵ではないですか?
『もし、英語ではない国に送るとしたら?』
普段は英語で会話をしている相手でも、母国語が英語ではない場合もありますよね。
英語でメリークリスマス!というのも良いですが、その国の言語を使ってクリスマスカードを作ればもっと喜んでもらえるはずです。
ここでいくつかの国の言葉でメリークリスマスをどのように書くのか紹介します。
フランス語:Joyeux Noël
中国語:聖誕快樂
韓国語:메리 크리스마스
ドイツ語:Frohe Weihnachten
スペイン語:Feliz Navidad
正確に発音ができなくとも、カードに自分の国の言葉を書いてもらえたら、とても嬉しいはずです。ぜひ使ってみてください。

『海外への宛名はどうやって書いたら良いの?』
せっかく送ったカードが自分のところへ戻ってきてしまったらショックですよね。
日本国内へ送るときに書く宛名とは少し違うのでご紹介します。
送り先は絶対に真ん中!
相手の名前と住所は必ず封筒の真ん中に書きます。
①名前(Mr. Tom Jackson)
②番地やストリート名(1230 University Rd,)
③市・州・郵便番号(Winchester, VA 34567)
④国(USA)
差出人は左上に書こう。
①名前(Hanako Yamada)
②番地・丁目・町村(1-2-3 Ningyocho, )
③区市郡・都道府県(Chuo-ku Tokyo)
④郵便番号・国(010-2234 JAPAN)
⑤エアーメール表記(VIA AIR MAIL)
送り先より小さ目の字で書きます。
それと切手は右上に貼ります!
海外に送るときは、日本を代表する桜の描かれた切手や和風の柄が人気です。
クリスマスカードが重い場合は、値段が変わる場合があるので注意が必要です。
『送るのはいくらかかるの?』
国や地域によって料金が変わることがあるので、事前の確認が必要ですが、一般的な料金を紹介します。
アジア・米国の海外領土・パラオ→90円
オセアニア・中近東・北米・西インド諸島・ヨーロッパ→110円
南米・アフリカ→130円
『いつ送るのがベスト?』
日本で年賀状をおくるときには、1月1日に相手に届くようになっていますよね。
クリスマスカードの場合は、こまかい日にちの設定をすることができません。
一番良いのはクリスマス当日に届くことですがなかなか難しいですよね。なるべくなら25日をすぎないようにおくるのが理想です。
12月になると、クリスマスカードやギフトをおくる人が増えるために郵便局が混みはじめます。
そのため、12月の二週目には日本から発送したいところですね。

グリーティングカードは誰からもらっても嬉しいものです。物よりも気軽に送れますし、差出人のオリジナルのカードを送ることができます。
今年のクリスマスは海外の友達や知り合いにクリスマスカードを送ってみてはいかがですか?
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