『びっくり!アメリカのお店』
1. アルファベットでの署名を要求されることがある
2. 返品が簡単である
3. コーヒーやミルクの選択肢が多い
ここでは、私がアメリカのスーパーやコンビニで驚いた、3つの出来事を紹介します。
アメリカのお店に行くと、例えばカートの大きさなどに驚いたことがある人もいるのではないしょうか。
日本国内では、アメリカの空気が味わえる店舗としてコストコが挙げられます。
アメリカで売られている商品の大きさに、びっくりした人も多いでしょう。
しかし、アメリカの店舗で驚くことは大きさだけではありません。
お店の人の対応やサービスも、日本とは全然違います。ここでは、私が実際にアメリカのお店で体験した驚きをお話ししたいと思います。

『アメリカの店舗で驚いたこと(その1):アルファベットでの署名を要求されることがある』
海外に行くと、クレジットカードを使用する人も多いと思います。クレジットカードやパスポートの署名は、日本語で書くという人もいれば英語で書くという人もいるのではないでしょうか。
私はあくまでも日本語派です。クレジットカードもパスポートも、英語で署名をしたことはありません。
アメリカのスーパーでクレジットカードを使用したときのことです。
署名を求められたので、いつもと同じようにカードの裏に書かれた署名と同じように名前を書いたら、「これでは読めないから英語で書き直して」と言われたことがあります。
クレジットカードを使用した際の署名は、クレジットカードの裏側の署名と同じものでなければなりません。それにもかかわらず、私はただ単にその店員が「読めないから」という理由で、アルファベットで署名するように言われたのです。
そこで、私は日本人であるということ、クレジットカードを使用した際の署名は、カードの裏と同じ署名でなければならないということ、そして、どこの国であっても日本語で構わないはずだということを説明しました。
しかし、その店員は「私は読めないからダメ」と一点張りでした。
私たちがあまりにも揉めていたからか、店員の上司らしき人がやってきました。私が事情説明したところ、その上司は「彼女が日本人なら、日本語の署名でも問題ないだろう!」とその店員を一喝。
このおかげで、日本語での署名が認められることになりました。
郵便局でも同じ経験があります。郵便物が届いたときに不在だったため、後から郵便局に取りに行き、署名をしたところ、「これじゃ私は読めないから、英語で書き直して」と言われたことがあります。
その時も上司がやってきて、「日本人なんだから日本語の何が悪いの?あなたが読めなくても関係ない!」とはっきり言ってくれました。
世界には数え切れないほどの言語や文字が存在します。自分の国の言葉しかわからない人だって少なくはありません。クレジットカードだってパスポートだって、「相手にわかる文字で署名をしなければならない」という決まりは存在しません。
海外の人のサインは日本人には読めないことも少なくないですよね。むしろ、カードとは全然違う署名をしてしまうことの方が問題です。
このような理不尽な要求をされても、決して鵜呑みにしないように気をつけましょう。

『アメリカの店舗で驚いたこと(その2):返品が簡単である』
前回アメリカに行った時、ファンデーションを買おうとドラッグストアに行きました。しかし、アメリカでファンデーションを購入することは簡単ではありません。
アメリカにはさまざまな肌の色の人がいますので、ファンデーションの色の選択肢も日本の何倍もあります。
日本ならば、大体3種類か4種類の中から選べば良いものを、アメリカなど10種類の中から選ばなければいけないということもあります。
案の定、私は自分の肌の色に合うファンデーションが見つけられず、お店の人に相談しました。
すると、お店の人から「購入して使ってみて、色が違ったら返品すればいいのよ」と言われたのです。
聞いてみると、この店ではレシートさえあれば、使用済みの商品であったとしても90日間返品が可能、レシートがなければ 45 日間返品が可能ということでした。
化粧品のように、いちど使用したものであっても問題ないのかと聞いたところ、問題ないとはっきりと言われました。
日本では、未開封商品ならば返品が可能な場合もありますが、開封済みであれば特に化粧品などの場合、まず返品は不可能です。
そのため少々半信半疑ではありましたが、最後まで迷ったファンデーションを2種類購入し、1つ返品することにしました。お店に行ってレシートと開封済みの商品を出すと、その場でお金を渡され、会話は一切ないまま返品が終了しました。
アメリカに8年近く住んでいた主人の話によると、店舗はそのような返品も考慮した上で商品を仕入れているため、問題ないということでした。
どれくらいの期間、返品が可能であるかということは店舗によって異なりますが、このような返品はアメリカでは当たり前だそうです。
確かに以前、私が小中学生の短期ホームステイプログラムのコーディネーターをしていた時、子供がTシャツを買ったのですが、そのタグを切り、一度着た後で「気に入らないからどうしても返品したい」と言われたことがあります。
無理だろうと思いながらお店に戻り、店員に聞いてみたところ、特に問題なくお金を返されたことがあります。
もちろん、店舗によってはタグを切ってしまうと返品できない、開封済みの商品は返品できない、というところもありますので、返品制度に関してはお店に確認をしなければなりません。
個人的には謎もあります。
例えば、開封済みの化粧品であっても返品できてしまう場合、実際に購入して必要なときだけ使い、必要なくなったら決められた日数以内に返品するという人はいないのでしょうか…?
特に薬の場合、症状があるときだけ使用して、症状がなくなったら「効果がない」などと言って返品してしまことも実質的には可能なのです。こういう人が本当にないのかどうか、私には謎です。
また、化粧品ならばテスターを置いておけばそれを使って色を判断できますから、その方がよほど返品の数を減らし、商品を効果的に売ることができるとも思うのです。
これは日本人だから思う効率の良さなのでしょうか…?

『アメリカの店舗で驚いたこと(その3):コーヒーやミルクの選択肢が多い』
日本のコンビニでコーヒーを購入すると、だいたいブレンドコーヒーとアメリカンコーヒーの2種類から選ぶことが多くのではないでしょうか。
また、コーヒーに入れるミルクは1種類が普通です。砂糖であれば、一般的な砂糖と、カロリーゼロの砂糖もあるかもしれません。
しかし、ミルクは大体1種類だと思います。
しかし、アメリカのコンビニに行くと、コーヒーとミルクの種類の多さに圧倒されます。
コーヒーにもブレンドコーヒーやコロンビア、キリマンジャロなど様々な種類が並び、ミルクも、一般的な全脂肪乳、低脂肪乳、無脂肪乳、アーモンドミルク、ココナツミルクなど様々なものが揃っているのです。
肥満大国と言われるアメリカはある意味で健康意識が高いため、これだけの種類を置いているのかもしれません。
私はコーヒーが好きなのですが、初めてこれだけの選択肢を見たときには思わずワクワクしてしまいました。
最近は日本でもアーモンドミルクやココナツミルクが出回りつつありますが、財布に優しい値段ではないためか、アメリカほどの人気はないように思います。
しかし、アメリカのコンビニではどのコーヒーを選んでも、どの魅力をどれだけ使ったとしても値段は変わらないのです。
アメリカにいたときには、そのコンビニでコーヒーを買うたびに、片っ端から様々なものを試していました。あまり味が変わらないものもありますし、あまり好きではないものもありましたが、とても美味しく感じられるものもありました。
皆さんも、もしコーヒーが好きならば、ぜひアメリカのコンビニに足を運んでみてください。新たな自分の好みを見つけることができるかもしれません。

1. アルファベットでの署名を要求されることがある
2. 返品が簡単である
3. コーヒーやミルクの選択肢が多い
いかがでしょうか。日本とは全然違うお店のあり方に驚くこともたくさんありますね。
また、アメリカの店舗には入り口にガードマンが立ち、荷物チェックをしている場合もあります。
日本では、他の場所で購入した飲みかけの飲み物などをカバンに入れて他の店舗に入っても、まず問題はありません。
しかし、海外でこの行為はしないほうがいいです。
特に買い物をしないで店舗出る際、荷物チェックを受けることがあります。
そんな時に他の店舗で買ったものであれ、そのお店で売られているものが鞄(かばん)の中から見つかればトラブルの元になります。
言語に不自由があればなおさらです。
もしも事情があり、どうしても他で買った商品を違うお店に持ち込まなければならない場合は、レシートを必ず持参するようにしましょう。
確かにその商品をここで買ったという証拠があれば、まず安心ですね。
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