アメリカの地震に対する対応『自分の身は自分で守れ!』

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『アメリカは地震に慣れていない』

1. 地震が起きたら大騒ぎ

2. 地震が起こってから「避難訓練」

3. 地震が起こった時の行動

地震に慣れていない国の人たちが地震に遭遇した時、どのように行動するのかということを紹介します。

日本は地震大国ですよね。「地震が起こったら机の下に!」ということは誰もが小学校の頃に教えられることです。

学校では避難訓練が義務付けられており、誰もが自分の教室から外に出るための避難経路を把握していることでしょう。

その一方で、地震が少ない国の人たちは地震が起こったときにどのように対応したらよいのかわかっていないところがあります。

もちろん、私たち日本人は竜巻が起こったときにどのように対応したらよいのか知りませんね。それと同じです。

大学時代、アメリカ人の先生は「地震が起こった時に、自分の子供にどうしろと教えたら良いのか分からない。『机の下に!』って言うけど、どの程度の地震が起こったら机の下に隠れるのかも分からない。本能的に判断ができない」と不安がっていました。

地震がない・地震が少ない国に住む人たちには、地震が起こったときに何をしたら良いのか判断ができないとのことでした。

ここでは、私がアメリカのカリフォルニア州で経験した自信をもとに、人々がどのように対応したのか、ということをお話ししたいと思います。

『アメリカ人の地震に対する対応(その1):地震が起きたら大騒ぎ』

アメリカは極めて地震が少ない国です。

例えば地震の多い日本に住む人々は、地震が起こったときのことを考えて、壁にやたらものを飾ったり、ベッド等の脇に倒れそうな棚を置いたりしませんし、断崖絶壁の場所に家を建てたりしませんよね。

その一方で、アメリカは地震が少ないためそのような配慮する必要がありません。

例えばカリフォルニア州にある、映画監督スティーブン・スピルバーグの家は断崖絶壁とも言えるような場所にあり、私が初めて見た時は「さすが、大きいなぁ」と言う感動ではなく、「危ない…」と驚きを感じたことを覚えています。

家は確かに大きく立派でしたが、あの場所に自分の家を建てたいかと聞かれると絶対イヤです。

私は一度、カリフォルニア州で地震を経験したことがあります。学校が休みでホストペアレンツは2人とも仕事に行っていたため、私は 1 人で街中を散歩していました。

その時グラッと視界が揺れ、足元がふらついたことを今でも鮮明に覚えています。まっすぐ歩けなくなり、目眩でもしたのかと思いました。

その後しばらくしたらまっすぐ歩けるようになり、不思議に思いながら散歩を続けていたら、出会う人たちに「あなた、地震は大丈夫だった!?」と聞かれ、それで「あーあれは地震だったんだ」と理解したのです。

ちょうど米軍基地から帰ってきたという男性からは、米軍基地では本棚が倒れて資料が床に散乱し、大変な状態になったと聞きました。

「まるで戦争だよ!」と言われ、震度5以上の地震でも起こったのかもしれない、ホストペアレンツが心配しているかもしれない、早く帰らねばと思って焦って家に帰りました。家に帰ってすぐに速報で聞いたニュースによれば、実は震度3程度の地震だったのですが…

散歩に出かける前、私はホストマザーに電話をして外出することを伝えていたため、私が家に着いたすぐ後、心配したホストマザーが職場から帰ってきて、無事を確認されました。

思わずへらへらと「震度3でしょ?心配いらないよ」と言ったのですが、やはりホストマザーからは「地震が殆どないこの国にとっては、震度 3 は大変なのよ!無事で良かった!」と、むしろ怒られました。

なるほど、確かに日本人ならば、本棚などは倒れないように工夫もしてあるでしょうし、震度3くらいの地震で自衛隊の本棚が倒れ、資料が床に散乱するとは思えません。大騒ぎするほどのことでもないでしょう。

しかし、地震をあまり経験したことのない人たちにとっては大変なんだと実感しました。

『アメリカ人の地震に対する対応(その2):地震が起こってから「避難訓練」』

日本の学校では避難訓練が義務付けられていますので、実際に地震が起こった後、「地震が起こったらどうするのか」などと改めて焦ることもまずありません(もちろん、東日本大震災や阪神・淡路大震災のような大きな地震の場合、話は別です)。

しかし、この地震が起こった後、私が通っている高校は大騒ぎでした。まず、「次に地震が起こったらどうするのか」ということに備え、急遽避難訓練が行われました。

私は前日に体調不良で学校休んでおり、その日も心配するホストマザーを説得して学校に行くような状態だったため、1 時間だけ保健室に行きました。

保健室に行き10分ぐらい経った後、いきなり保健の先生から「すぐにフットボール場に行きなさい!」と、叩き起こされたのです。

なぜフットボール場に行かなければいけないのかと言う説明はなかったと思います。

なんで保健所に来た人間を叩き起こし、フットボール場に歩かせるのか理解できないまま、荷物を持ってフットボール場に向かいました。

すると全校生徒がフットボール場に向かって歩いており、また何か新しいイベントでも始まるのかと思いながら友達を見付けました。友達からも「何をしているのかわからない」「急にフットボール場に行けって言われた」などと言われ、文句を言いながらちんたらと歩き続けました。

全員がフットボール場に着いた後、校長から「これは避難訓練でした」とカミングアウトされました。

ちょうどその後ランチタイムだったため、生徒たちは授業が潰れたことを喜び、あるいは意味がわからないままわざわざ炎天下をフットボール場まで歩かされたことに不満を言い(フットボール上は教室から遠かったのです)、そのまま解散しました。

私が放送などを聞き逃しただけなのかなとも思っていましたが、どうやらほとんどの生徒が避難訓練であるということも知らずにフットボール場に集まってきていたようです。

つまり、これは何の訓練にもなっていないと言うことになるのです。

 

『アメリカ人の地震に対する対応(その3):地震が起こったらどうするのか』

私を驚愕させたのはその後のことでした。避難訓練が終わった後も学校では先生方から「地震が起こったらどうするか」という話をしつこいほど聞かされたのですが、その時のクラスメートの反応が日本ではありえないような反応だったのです。

ある日先生から、「もしあなたたちがテラスにいるときに地震が起こったらどうしますか?」と聞かれました。私たちの高校のテラスには、コンクリートでできたテーブルや椅子が並んでいたのですが、クラスメートの1人が自信満々に手を上げ、「テーブルの下に隠れる!」と言ったのです。

しかし、前述の通りテーブルはコンクリートでできているのです。テーブルの下に隠れてコンクリートが崩れたら一巻の終わりです。

また、先生が「今、この瞬間に地震が起こったらどうする?」聞かれたときには、クラスメートが「すぐに外に逃げる」と答えました。

日本ならばもちろん、「倒壊した屋根の一部などが落ちてくるかもしれないから焦って外に出てはいけない」などと言われますよね。先生と生徒たちとの一問一答は私にとってはむしろ漫才でも見ているかのようでした。

当然先生は生徒の珍回答に不安を覚えたらしく、私を指して「あなたの国は地震が多いから、どういう風に対応したらよいのか知っているでしょう?今の間違いを全部指摘して!」と言われ、地震が起こった場合の避難方法について 1 から説明をすることとなりました。

私が話したのは日本人ならば誰もが避難訓練で聞かされるような内容なのですが、クラスメートたちには初めて聞く内容だったようで、「知らなかった」「え、地震が起こったら私たちヤバくない?」と本気で驚いたようでした。

1. 地震が起きたら大騒ぎ

2. 地震が起こってから「避難訓練」

3. 地震が起こった時の行動

以上、地震が起こったときのアメリカ人(ここではカリフォルニアの人たち)の反応や様子について紹介しました。

私は当時高校生でしたので、ただただ周りの反応に驚き、「やっぱり地震に慣れていない国だなぁ」と感じた程度でした。

しかし今思えば、もしこのような人たちと一緒にいるときに地震に遭ったらどうなるのだろうと、少し不安になることがあります。

もしも地震が起こったときにどうしたら良いのか分かっていない人たちと一緒に地震を経験したら?

建物の中にいるときに地震が起こり、周りが「すぐに逃げよう!」と外に出ようとしたらどうなるのか?

テラスで友人といるときに地震に遭い、友人達から「テーブルの下に!」と言われたら自分はどうするのか?

なかなか難しい問題です。

地震に限らず、日本人は災害に関する危機感が強いと思います。2001年9月11日にアメリカのニューヨークで同時多発テロが起こりました。

北棟が炎に包まれる中、南棟にいた日本人の中にはすぐに「ここも危険かもしれない」と避難をしようとした人たちがいた、という話は有名です。

自分たちがいる建物が燃えているわけではないけれど、万が一のことを考えて避難しようとした人たちがいたのです。

それに対して警備の人や同僚から、「こっちは燃えていない!」「こっちの棟は大丈夫だから!」と根拠のない主張をされ、避難することを認めてもらえず、オフィスに戻った人たちもいます。

北棟が炎を上げた約15分後、南棟も炎を上げることとなりました。その後の調査によれば、ここで亡くなった日本人の中に、南棟を飛行機が激突する前から避難を呼びかけていた人たちがいたことがわかっています。

地震などの災害が起こったとき、自分の身を守るのは自分自身です。特に災害に慣れていない人たちが周りにいる時、もしかしたら周りの人は自分とは違う行動をするかもしれません。

しかし、慣れていない人たちに流されてはいけません。特にそのような環境にいるならば、自分の身を守るのは自分自身だと割り切り、パニックを起こさず、落ち着いて安全第一に行動する必要があるのです。

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