アメリカではクリスマス休暇をどのように過ごす?日本との違いとは?

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『アメリカではクリスマス休暇をどう過ごすの?』

アメリカのクリスマスといえば、大きなクリスマス・ツリーや暖炉、そして外で楽しそうに遊ぶ子供たちですね。

とにかく幸せな雰囲気に包まれているイメージですが、アメリカのひとたちは実際にどんなことをしてクリスマスの休暇を過ごしているのでしょうか?

クリスマスは日本でも、一年の大きなイベントとして扱われていますが、やはりキリスト教の人は少なく「クリスマス」に対しての意気込みというのも少し違います。

どのように違うのか、アメリカ在住5年目の私がアメリカの伝統的な習わしや、食べ物・日本とは習慣などを紹介していきます。

アメリカでクリスマスの季節がはじまるのはいつ?

アメリカでは、11月の第4木曜日に「ブラックフライデー」とよばれる感謝祭が開催されます。

このイベントはアメリカの赤字を黒字に戻そうという企画で、アメリカ全土のお店からアマゾンなどのウェブショップまでがセールを行い、より沢山の商品を買ってもらおうとするのです。

この反響は驚くほどありアメリカ人は夏が終わるとこのセールで何を買おうかリサーチを始めるのです。このブラックフライデーというイベントが終わった次の日から、アメリカは「クリスマスモード」に突入するのです。

実際に休暇がはじまるのは12月の3週目ころですが、休暇への準備は着々と進めるのです。ということは、1ヶ月ちかくクリスマス休暇のために準備をしているということですね。

クリスマスの時期が始まるのと同時に、今度は「クリスマスセール」を実施しはじめます。この機会に、家に飾るイルミネーションの飾りを買ったり、大きなクリスマスツリーを用意したり、たくさん集まるであろう親戚のための食材を買います。

ここで忘れてはいけないのは、「クリスマスプレゼント」ですね。各家庭にもよりますが、アメリカでは子供たちだけではなく家族のみんながクリスマスのギフトを手に入れることができます。家によっては、一人ずつ「欲しいものリスト」をつくり、親戚が手分けしてプレゼントを用意するのです。

日本では徐々に盛り上がって行くという感じですが、アメリカ人は1ヶ月近く頭の中が「クリスマス」で溢れ、ウキウキなのですね。

私も5年間アメリカに住んでいますが、この1ヶ月間は車に乗ると必ずラジオからクリスマスソングが、スーパーで買い物をしている時もクリスマスソングが、そしてダウンタウンを歩いているときにもスピーカーからクリスマスソングが、という具合に聞き飽きるほどのクリスマスソングを耳にします。

クリスマスイブ?

さて、日本ではクリスマスイブの日に恋人がいる場合は2人でお祝いして、素敵な夜を過ごすというのが定番ですね。お子さんがいる家庭でも、枕元に靴下を用意して、24日のクリスマスイブの夜中にそっとプレゼントを置きますね。そして、翌朝起きてプレゼントを開けるというのがお決まりのパターンだと思います。

しかし、アメリカでは少し違うのです。恋人と過ごすというのは、あまり重要視されていません。クリスマスイブには、近所の友人と集まったり学校の友達と集まりプレゼントを交換。クリスマス当日には、親戚が集まって盛大にパーティーをするという具合です。

クリスマスのプレゼント交換

アメリカでは、欲しいものリストを作って親戚中に知らせるというのがお決まりですが、そうすると

1人平均で5個から10個ものクリスマスプレゼントをもらえるのです。

私は、日本に居た時にそんなにもらったことがなかったので、アメリカで友人の家にお邪魔してプレゼントを8個もらえた時には、飛び跳ねて喜びました。映画などのシーンで、クリスマスツリーの下に山積みになったプレゼントを目にしますよね。あれはただの飾りではなく、実際に親戚全員ぶんのプレゼントなのです。

きちんと、一つずつに名前が書いてあります。そして、クリスマス当日の朝、パジャマのまま夢中で包みを開けます。アメリカでは包みを豪快に開けるのがルールなので、見ていてとても気持ちが良いです。

教会へ行く?

日本と一番違うことは、クリスマスの教会へ行くということでしょう。アメリカでは、80%がキリスト教といわれています。そのため、毎週日曜日の朝に教会へ行きお祈りをする人が沢山います。普段あまり、教会へ行かないキリスト教の人もクリスマスの日には必ず行くそうです。

私は、音楽のお仕事をしているのでクリスマスのなると「クリスマスミサ」のお仕事が舞い込んできます。クリスマスミサでは、ドラムやピアノ、ベース、サックスなどの生演奏に合わせて聖歌隊が歌を歌います。教会の天井はとても高く作られていて、歌や楽器の演奏はとてもよく響き渡るのです。

私は、ピアノで伴奏やサックスの演奏、そしてたまにゴスペルなども歌ったりします。日本では、なかなかできない経験なのでとても新鮮です。たまに子供の聖歌隊などもあり、聴きに行くだけでとても幸せな気分になりますよ。

クリスマスの飾りは?

日本では、お正月という文化があるのでクリスマスが終わるとそそくさとクリスマスの飾りは片付け、お正月の準備をはじめますよね。アメリカではなんと1月になってもクリスマスのイルミネーションが残っていたりします。せっかく綺麗なイルミネーションを飾ってあるので、長い間楽しめたら良いですよね。

クリスマスの伝統的な食事は?

日本では、クリスマスの時期になると「ケンタッキーフライドチキン」が幸せそうなCMを流し、多くのひとがチキンを予約しますね。そして、クリスマスのデザートといえば、ショートケーキにサンタクロースのマスコットとヒイラギがのったものや、粉砂糖のかかったブッシュドノエルなどだと思います。

しかし、これらは完全に日本独自のクリスマスなのです。

私は、アメリカ人にケンタッキーのCMを見せた時、「クリスマスにファーストフードをたべるのかい?!」「おもしろいね!」と言われたことがあります。アメリカ人にとって、クリスマスにはおばあちゃんやお母さんの温かい手作りの御馳走をたべるのが当たり前だからです。よく食べられているのは、七面鳥です。自分で育てた七面鳥を調理している家族もいたのにはビックリしました。

そして、デザートには手作りのクッキーかパイが出てきます。アメリカのクッキーは柔らかくて大きいものが定番です。日本でも売られている「カントリーマーム」のような形をしていて、2倍の大きさのクッキーです。パイの種類は豊富にありますが、よく作るのはチェリーパイ、アップルパイ、洋梨パイなどです。

いかがでしたか?

アメリカではクリスマスの休暇をどのようにすごすのか、どんなところが日本のクリスマスとは違うのかをご紹介しました。どちらもその国に合ったお祝いの仕方があるので、違いを比較してみるのは面白いですね。

他の国の文化も気軽に取り入れるのが、日本ならではの良いところだと思います。本場のアメリカのお祝いの仕方を真似してみるのも、きっと楽しいはずです。

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